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釜山(プサン)加徳島(カドクド)と慶尚南道(キョンサンナムド)巨済島(コジェド)をつなぐ8.2キロの巨加(コガ)大橋が13日に開通する。14日から一般車が通行でき、年末まで無料試験運行される。新年からは1万ウォン(約750円)程度の通行料を受ける。
巨加大橋は斜張橋区間の巨加大橋(3.5キロ)、沈埋トンネル区間の加徳海底トンネル(3.7キロ)、陸上橋梁(1.0キロ)の3区間で構成されている。一般道路区間の制限速度は時速50キロ、トンネル区間は40キロ。
韓国初の沈埋トンネルである加徳海底トンネルは設計から完工まで世界の注目を集めた。特にセグメントジョイント(Segment Joint)に「二重防水」技法を使ったのが核心技術だ。セグメントはコンクリートで作ったトンネルの部分構造物で、これを連結することをセグメントジョイントという。
加徳海底トンネルは部分構造物を連結する時、連結面の上側をまずゴムで覆った薄い鉄板形態の止水板で防水処理し、オメガ型の特殊ゴムで製作された防水材(Omega Seal)を下側に重ねてて二重で防水処理した。部分構造物(セグメント)8つを連結した沈埋函体を水中でつなぐ時も二重防水処理された。
沈埋函体は陸地で作って水中で連結する。震度8の震動に耐えられるように耐震設計され、5万トンの船舶がトンネルの上に沈んでも安全だというのが施工会社側の説明だ。トンネル内部と非常通路にはジェットファンを24時間稼働し、火災時には煙が抜けるようにした。
◇沈埋トンネル=地上でトンネルの構造物を製作し、決められた位置に構造物を沈めて水中で連結させる方式。
加徳海底トンネルの世界記録
1.世界で最も深い海底40メートルに建設
2.最長(180メートル)コンクリート構造物の海中連結
3.外海に作られた最初の海底トンネル
4.軟弱地盤での初の沈埋トンネル建設
5.特殊ゴムで構造物「二重防水」処理
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