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重軽傷を負い首都病院に移送された将兵15人はこの日本格的な治療を受けた。チェ・ジュホ兵長ら重傷者6人は応急手術を受けた後集中治療室に移された。国軍首都病院関係者は「重傷者の中には片腕がなくなった人もいる」と話した。しかし重傷者のうち生命が危険な人はないという。
国軍首都病院に移送された負傷将兵らは砲撃当時の緊迫した状況を伝えた。
重傷を負って移送されたキム・ジヨン上等兵(21)は「ドーンと耳をつんざく音がすると口から出血し、首は血が吹き出た。そして気を失った」と家族らに伝えた。
家族らによると、キム上等兵は戦死したソ・ジョンウ下士ら休暇取得者らを船着き場に見送りの車に乗って帰ってくる途中で突然鼓膜が裂けるような爆発音が鳴り響いた。部隊に戻った時に2回目の砲撃が加えられた。突然ドーンと爆発音が聞こえ、瞬間目の前がぼうっとした。口から出血しのどから血がほとばしった。そばにいた幹部1人がけがを負ったキム上等兵の首を押さえ止血を試みた。キム上等兵はからだに数多くの破片が打ち込まれた。指は折れた。首は裂けたのか血がずっとほとばしった。倒れてしばらくするとすぐに北朝鮮の砲撃が止まった。一歩だけ砲弾側に動いたらからだがまるごと飛んで行く状況だった。
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