金正日が後継者の金正恩を同行させた点は目を引く。金正恩は9月の党代表者会で、中央軍事委の副委員長に就任した。その直前には軍の大将称号も受けた。その後、軍部を基盤に後継者の地位を固めるための動向を続けている。
当局は、北朝鮮が金正恩を「砲兵専門家」として強調している点に注目している。金正恩は金日成(キム・イルソン)軍事総合大砲兵学科に2年間、個別教習という形で通い、卒業論文で衛星位置確認システム(GPS)を活用して砲射撃の正確度を高める方法を提出した、と伝えられている。金正日が昨年1-3月に砲兵部隊を毎月訪問し、訓練を参観する異例の姿を見せたのも、このためだという。
当局は、北朝鮮が金正恩を「砲兵専門家」として強調している点に注目している。金正恩は金日成(キム・イルソン)軍事総合大砲兵学科に2年間、個別教習という形で通い、卒業論文で衛星位置確認システム(GPS)を活用して砲射撃の正確度を高める方法を提出した、と伝えられている。金正日が昨年1-3月に砲兵部隊を毎月訪問し、訓練を参観する異例の姿を見せたのも、このためだという。
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