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<北、延坪島 挑発>北朝鮮「南側の挑発に対応」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮は23日、延坪島(ヨンピョンド)への海岸砲攻撃に関し、「南側が先に軍事挑発をし、対応措置をとった」と主張した。

北朝鮮軍最高司令部は「報道」を出し、「‘護国’という北侵略戦争演習を行いながら、朝鮮半島の情勢を緊張激化させている南朝鮮の傀儡が、われわれの度重なる警告にもかかわらず、23日13時(午後1時)から朝鮮西海延坪島(ヨンピョンド)一帯の韓国側領海に砲射撃を加える軍事的な挑発を敢行した」と明らかにした。

官営朝鮮中央通信によると、北朝鮮最高司令部は「われわれの革命武力は、傀儡の軍事的挑発に即時かつ強力な物理的打撃で対応する断固たる軍事的措置をとった」と述べた。北朝鮮の報道は最初の攻撃から4時間26分後の午後7時に合わせて出てきた。


最高司令部は「挑発者の行為を無慈悲な火雷で抑え込むのがわが軍隊の伝統的な対応方式」とし「南朝鮮の傀儡は、口先だけではないというわれわれの革命武力の厳粛な警告をはっきりと知るべきだ」と強調した。

最高司令部の報道は「今後、朝鮮の西海には、われわれが設定した海上軍事境界線だけが存在する」と主張した。北朝鮮は自ら認めた西海北方限界線(NLL)を1990年代後半から突然否認し始め、99年9月、総参謀部の名義で新しい「西海海上分界線」を一方的に持ち出した。NLL南側に引いた北側の海上分界線によると、延坪島などは北朝鮮領海に含まれる。

軍当局者は「北朝鮮が比較的短い時間で自国の立場を出したのは、延坪島攻撃の前に緻密に宣伝戦までも準備したため」とし「最高司令部名の報道文が出てきた点から、国防委員長兼最高司令官の金正日(キム・ジョンイル)の指示があったことが分かる」と指摘した。



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