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<アジア大会>進路妨害? 韓国サイクルが金メダル奪われる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
釈然としない判定で、自転車の金メダルを失った。

パク・ソンベク(25、国民体育振興公団)は22日、中国広州アジア競技大会自転車の男子個人ロードレースでトップで決勝ラインを通過した。ゴール15メートル前で黄金宝(香港)をかわした。

しかし審判陣は競技の直後、ビデオ判読を始めた。ウォンカムポが決勝ラインを通過する前、腕を上げながらパク・ソンベクが反則をしたと審判陣にアピールしたからだ。


審判陣は「パク・ソンベクが速度を上げながら左側に寄り、後ろから追い上げてきた黄金宝の進路を妨害した」という結論を出した。パク・ソンベクは反則のため19位となり、黄金宝が金メダルを獲得した。4位だった中国の鄒鎔禧が3位に繰り上がり、銅メダルを取り出した。

ド・ウンチョル代表チーム監督は呆気にとられている。ド監督は「国際サイクル連盟(ICU)規定には『決勝ライン40メートル前からは真っ直ぐに走らなければならない」という条項がある。しかしどの大会でもこの規定をこれほど厳格に適用した前例はない」と述べた。

実際、ツール・ド・フランスをはじめとする各種国際道路大会では、パク・ソンベクよりも大きく直線から外れる選手が多いが、それを理由に失格になった選手はいない。

ド監督は「中国系審判が開催国を有利にしているとしか考えられない。パク・ソンベクが黄金宝と接触もしていないのに反則というのは理解できない」と述べた。

この日、6人の審判陣のうちチァオジンサン(中国)、ウェカロク(香港)、ロンフンラン(マカオ)の3人が中国系だった。



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