北朝鮮は核を開発しながらこの数十年にわたり国際社会を徹底的に欺瞞(ぎまん)してきた。1950年代からプルトニウム核爆弾開発を推進してきた北朝鮮はこれを徹底的に否認し、米国と協議に入り1994年に核開発中断を約束したが、2006年と2009年についに核実験を敢行した。その結果、現在は8~12基のプルトニウム核爆弾を保有していると推定されている。北朝鮮のウラン濃縮への懸念はすでに15年前から提起されてきたが、北朝鮮はこれをずっと否認してきた。2002年には北朝鮮を訪問した米国特使にウラン濃縮計画はないと言い逃れしつつ、米国の圧迫を口実に翌年には国際原子力機関(IAEA)の査察官を追放した。2008年の寧辺(ヨンビョン)の黒鉛原子炉冷却塔爆破も国際的ショーで、北朝鮮はすでにそれ以前からウラン濃縮を本格推進してきたという事実が今回立証された。
今後数年以内に北朝鮮が兵器級ウランを大量保有することになれば、北朝鮮の核威嚇の強さはこれまでより顕著に高まる。ウラン核爆弾は相対的に作りやすく、ミサイル以外に野砲など多様な形態での発射手段を活用することができるためだ。特にウラン濃縮施設は隠ぺいが簡単で監視も難しい。その上北朝鮮は数カ月前に核融合実験に成功したと発表することによって水素爆弾開発も示唆したことがある。水素爆弾はプルトニウムとウランを同時に使うことにより一般的な核爆弾より威力が数十~数百倍強い。
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