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「防塵服を着て、 防塵靴を履いてください。 マスク・防塵帽もお願いします」。
12日、メディアに初めて公開されたLG化学の中大型二次電池工場(忠清北道清原郡玉山面梧倉テクノパーク内)は、「化学工場」というよりも「半導体工場」のようだった。 記者は「黒鉛が飛ぶかもしれないのでメモをする時は鉛筆を使わないでほしい」という注意を受けた。
防塵服を着た後も生産ラインに入るためには、強い風(エアシャワー)で有害物質を除去する「クリーンルーム」を通過しなければならない。 生産担当のキム・ヒョンチョル首席部長は「二次電池の生産過程で‘最大の敵’は塵と湿気。塵の濃度規定は明らかにできないが、半導体工場に劣らない清浄性を維持している」と述べた。
同社の中大型二次電池工場は、米ゼネラルモーターズ(GM)の電気自動車「シボレーボルト」をはじめ、フォード・現代(ヒョンデ)自動車に供給する電気自動車用バッテリーを製造するところだ。
今年6月に完工したこの工場は延べ面積5万7000平方メートル(約1万7000坪)で、年間850万セル(cell)規模の電気自動車用リチウムイオンバッテリーを生産する。 電気自動車用バッテリー工場では世界最大だ。 セル(cell)は自動車用二次電池の基本単位で、850万セルはアバンテハイブリッド車およそ40万台に搭載できる規模。 LG化学は生産能力を2013年までに年間8000万セルに増やす計画だ。
電気自動車用バッテリーを製造するLG化学工場を初公開…世界最大規模(2)
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