26日の日本経済新聞によると、日本財務省は円高対策の一つとして国際協力銀行(JBIC)の海外投資・融資規模拡大計画を発表した。韓国の輸出入銀行と似たJBICが外貨融資を追加で1兆5000億円増やせるようにするといういうものだ。この場合、ドルが市場にさらに供給されて円高が加速すると思われるが、実際には正反対の効果が出てくる。融資幅を増やせば、JBICは非常時に動員する外貨融資金を確保するという名分で円を売りドルを買わなければならないからだ。
今回の措置はG20会議以降にも円高が続く中で出てきた。25日(現地時間)、ニューヨーク外国為替市場では一時1ドル=80円40銭まで円高ドル安が進んだ。26日の東京株式市場でも1ドル=80円台後半で値動きし、高値が続いた。1995年4月19日に記録した過去最高値(79.75円)とは1円の差もない。
今回の措置はG20会議以降にも円高が続く中で出てきた。25日(現地時間)、ニューヨーク外国為替市場では一時1ドル=80円40銭まで円高ドル安が進んだ。26日の東京株式市場でも1ドル=80円台後半で値動きし、高値が続いた。1995年4月19日に記録した過去最高値(79.75円)とは1円の差もない。
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