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【グッドモーニングソウル】「韓国の国民性は熱い食べ物から」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「20カ国に行ってみたが、料理が最もおいしい国は韓国でした」--。

12年間、韓国に住んでいる米国人、ジェリー・トムリンスン(60、カトリック大学語学院講師)は韓国を「味の天国」だと言う。

「一食の食膳でスントゥブチゲのやや辛さ、パジョンの香ばしさ、焼き魚の淡泊さを同時に楽しめる国は珍しい」


韓国に渡る前、彼は食べ物が口に合わないかと心配した。40歳過ぎて始める外国生活で「食べ物=健康」だからだ。インターネットで韓国旅行情報を探してみたら、韓国料理は2つの単語に要約されていた。「hot&spicy」。ジェリーさんは「2つの単語を見て安心した」とし「もしかしたら韓国料理オタクになるかもと思った」と話した。

彼が生まれて育った所は米国中西部ヒューストン。辛味で有名なメキシコと味が濃いと言われるルイジアナの間にあり、ヒューストン人はたいだい辛くて刺激的な味が好きだ。

全州群山(チョンジュ・グンサン)にある大学で講師として勤めた6年間を彼は「口が幸せだった時代」と記憶する。安い食堂に入っても10種類のおかずをふんだんに盛るお膳に魅かれた。いろいろなナムルを入れてコチュジャンをたっぷり入れたビビンパは今もたびたび楽しむ。彼は「全羅道で生活する間、食堂で食べ物にがっかりしたことはあまりなかった」とし「平均的にソウルの食べ物の味は全羅道の7、8割水準のようだ」と付け加えた。

彼は熱い韓国料理の味が韓国人に似ていると感じている。廃墟から半世紀で一流国家として立ち上がったのは熱い国民性がもとになり、そういう国民性は熱い食べ物から始まったものと信じている。

彼は韓国の若者達に言いたいことがあるという。「ワインやビールに比べてマッコリを、ハンバーガーやピザに比べてぺクソルギ(餅)を田舍臭いと思わないでほしい。それは偏見です。偏見は柔軟な思考と多様な経験を塞ぐだけでなく自負心もなくします」




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