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天安艦、6カ国協議分離示唆…南北情勢の変化を模索(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
しかし米行政府内では対北対話全面中断は避けなければならないという声も少なくなかった。

韓国政府としても天安艦事件以後、半年以上続いている南北の冷え込んだ局面と非核化プロセス中断は負担だった。

これによって政府は18、19日ソウルで行われた「北東アジア協力対話(NEACD)」米、日、中、ロシアの北核担当官僚らが集まったのを契機に、李明博(イ・ミョンバク)政府の北核解決プログラムである「グランドバーゲン(一括妥結)」の実現案を調整し「5カ国の共同理解(common understanding)」を引き出したという。この場では北朝鮮の濃縮ウランと長距離ミサイル開発も座視することができない水準なので、6カ国協議議題に追加されなければならないという点も論議されたことが明らかになった。


高位当局者は「中国までグランドバーゲンを“大交易”と呼び理解している。中国との関係を画期的に改善する」と強調した。またこれで勢いに乗り、今後の北核政局は政府が主導することになり、北朝鮮と交渉が先に進めば朝米接触と6カ国協議再開につながることができるという意も示唆した。

これによってあとは北朝鮮次第となった。まず、北朝鮮は韓国側当局者が言った「先無能力化履行」要求に反発する可能性が高い。しかし最近、北朝鮮はこれまで力強く要求してきた対北制裁解除問題に対し「互いに努力すれば解決する道が開ける」(外務省スポークスマン)と明らかにするなど、柔軟な姿勢を見せている。南北間対話テーブルが用意されれば接点を見出す可能性も排除できないというのが専門家たちの観測だ。



天安艦、6カ醍協議分離示唆…南北情勢の変化を模索(1)

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