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「ベトナムに放置されている韓国の子ども多い」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国国籍の夫とベトナム国籍の妻の間に生まれた子どもがベトナムで放置される事例が多いことが明らかになった。

20日に法務部が国会法制司法委員会所属の李貞鉉(イ・ジョンヒョン )議員(ハンナラ党)に提出した資料によると、ベトナム国籍の妻が韓国で産んだ子どもをベトナムに連れていき、一人で韓国に戻ってくる事例が外交当局に63件(今年5月基準)報告されているという。このうち当局や家族がベトナム人妻または現地保護者を説得し、子どもをまた韓国に連れ戻したケースは31件だった。

ベトナム人妻は主に結婚生活で韓国人の夫や夫の親と葛藤が生じ、自分の子どもを連れてベトナムに帰るケースが多いと把握された。またベトナムの実家や知人に子どもの養育を頼んだ後、単独で韓国に入国して就職する事例が多いと、李議員は説明した。この過程で韓国人の子どもが親の世話をきちんと受けられず、ベトナムで放置されているということだ。


ベトナム関連法によると、韓国国籍の子どもでもベトナム政府の特別許可を受ければ二重国籍を持つことができる。また未成年者の場合、親がいなかったり親の養育を受けられる可能性がないと判断されれば、祖父母など保護者の戸籍に入れることが可能だ。李議員は「ベトナム側の保護者が子どもを韓国に連れていくことに同意しなければ事実上解決策がないという点で、両国の司法協調で対策を用意する必要がある」と指摘した。



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