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【統一教長男インタビュー(10)】私が考える統一グループ

ⓒ 中央日報日本語版
--文顕進(ムン・ヒョンジン)会長が眺める父・文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁とはどんな人物か。

「他の人は父を統一運動の創始者として認識しているかもしれない。 しかし私は父をそのように見ていない。 私は父の役割と仕事を見ている。 私は父を歴史的な人物だと信じている。 特定の教派の創始者という認識を越えているということだ。 人類にとって実体的な世界平和の基盤を築くことができるという夢を抱けるように、現時代のためのビジョンを吹き込んでくれた人だと考えている」

--父親のようになりたいと思ったことは。


「幼い頃、父に『私は父のようになりたい』と話したことがあった。 すると父は『お前はただ一つだけの個性真理体だ』と答えた。 この言葉は誰かを追うのではなく、自分の道を探せという言葉だ。 父は常に子どもの意見を尊重してくれた」

--宗教人の文鮮明ではなく、父・文鮮明はどういう人だったのか。

「多くの人々は、私の父があたかもすべてのものを指示・命令をする人だと思っているかもしれない。 しかし父は子どもに自分で道を探していくよう助言してきた。 オーナーシップを教えてくれたのだ。 私が大学に通っていた頃、専攻をどう選択するべきかを尋ねると、父は歴史・哲学・神学の3つを推薦してくれた。 私は歴史を最初に選択し、結局は神学まで学ぶことになった。 後悔していない」

--今年6月のフォーブス誌アジア版は、文総裁の後継構図記事で息子の話をカバーストーリーで扱った。 国内でも統一教会の世代交代に関心が大きいが、文顕進会長の考えはどうか。

「(深く考えた後)記者の方は‘財閥’に対する観点で後継者問題を考えているのかもしれないが、私たちは財閥ではない。 宗教運動は財閥と違う。 財閥や企業はすべての所有が株式で決まるが、宗教団体はそうでない。 すべて非営利団体であり、加入会員を基盤とする組織だ。 韓国では統一グループが財閥グループにでもなったかのように認識されているが、それは誤解だ。 こうした統一教会の後継構図云々することは無意味なドラマにすぎないと伝えておきたい。 私たちにはそれよりももっと心配すべき重要なことが多い」

シアトルで3日間単独取材…「月刊中央」朴美淑(パク・ミスク)記者



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