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ソウル南部地裁刑事控訴2部は17日、国会事務総長室で暴れて業務を妨害した容疑(公務執行妨害など)で起訴された民主労働党の姜基甲(カン・キガプ)議員(57)に無罪を宣告した一審判決を破棄し、罰金300万ウォン(約23万円)を言い渡した。
今年1月、ソウル南部地裁刑事1単独のイ・ドンヨン判事が俗称‘国会空中浮揚’事件の当事者である姜議員に無罪を宣告した後、偏向判決だという論議を呼び、裁判所は判事の任用制度改善案を出した。
裁判所は「当時の朴啓東(パク・ケドン)事務総長は新聞を読みながら世論動向を把握していたため、総長の公的な事務に該当する」とし「姜議員に公務執行妨害罪を適用できないという一審の判断は誤り」と明らかにした。
また裁判所は姜議員が事務総長室に置かれていた物を倒した容疑(公用物損傷)と国会ローテンダーホールの垂れ幕を取り除く国会の警衛に暴力を加えた容疑に対しても有罪と判断した。姜議員は「裁判所の判決には納得できない。最高裁に上訴する」と述べた。
姜議員は昨年1月、メディア関連法などの処理に反対しながら国会で座り込みを行ったが、国会議長が民主労働党の職員を強制解散させたのに反発、事務総長室に入り込んで業務を妨害した容疑などで在宅起訴された。
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