日本政府が１０日午前、閣議を経て、独島（ドクト、日本名・竹島）が日本の領土という内容が記述された今年の防衛白書を公表した。

日本防衛省はこの日発表した防衛白書の第１部「わが国を取り巻く安全保障環境」の概観で、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と明らかにし、独島が日本の領土であることを改めて主張した。防衛省は自民党政権当時の０５年の防衛白書で独島を日本固有の領土と規定して以来、この記述を毎年変更なく維持している。

日本は７月３０日に防衛白書を発表する予定だったが、菅直人首相の韓国強制併合謝罪談話発表（８月１０日）と強制併合１００年（８月２９日）を控えた時点で韓国との外交摩擦を憂慮し、発表を先送りした。


当時、公式的には「天安（チョンアン）艦事件など日本の安全保障に関する最新事案を含むため発表を延期した」と説明していた。



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