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柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部(外交部)長官(写真)の娘が、先月31日に外交部が1人を選んだ5級事務官特別採用の合格者であることが確認され、論議を呼んでいる。書類審査と面接で1人を選抜する試験で、該当部処の長官の娘が合格したという点、採用審査委員の一部が外交部当局者だったという点のためだ。
外交部の関係者は「経済通商専門職員1人が退職し、欠員が生じた。7月1日に特別採用公告を出したが、適格者がいなかったため、再公告を出した」とし「再公告で志願した6人のうち1次書類選考を通過した3人を面接し、柳さん(柳明桓長官の娘)を最終合格者として発表した」と明らかにした。
柳さんは父・柳明桓長官が外交部次官だった06年6月から昨年9月まで外交部5級相当の契約職職員として自由貿易協定(FTA)貿易規範課などで勤務し、結婚を理由に退職した。
今回、外交部が実施した1次公告で志願したが、外国語試験の成績証明書が有効期間が過ぎていたことが確認され、脱落した。当時志願した他の7人も修士学位や関連分野2年勤務などの要件を満たさず、全員脱落したと、外交部側は伝えた。
外交部側は「公正かつ透明な審査をした結果、新たに外国語成績証明書を提出し、すべての基準で高い点数を受けた柳さんが選抜された」と釈明した。
外交部の関係者は「審査委員5人のうち2人が外交部当局者だった点と、書類選考・面接で合格者を選んだ点は、すべて関連法令と規定に基づくものであり、外交部局長級や副報道担当者の採用も同じ方式で審査してきた」と説明した。
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