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チェリストのチャン・ハンナさんは演奏旅行のため飛行機に乗る度に、自分のチェロを置くため隣の座席をもう一つ予約する。 高価で繊細な楽器を荷物として預けることもできず、サイズが大きくて機内の棚にも入らないからだ。
チャンさんは昨年9月、MBC(文化放送)トーク番組「膝打ち導師」に出演し、「自分のチェロに機内食はいらないが、マイレージは積み立ててほしい」という話をして笑いを誘った。
これを受け、チェロ協会は昨年、公正取引委員会(公取委)に公式的にこの問題の解決を要請した。公取委が業界と1年以上にわたり協議した結果、チャンさんのチェロも今後、航空会社のマイレージが与えられることになった。
大韓航空は先月、公取委との協議を経てマイレージ改善案を発表した。 マイレージ有効期間(消滅時効)を現行の5年から10年に増やし、マイレージ用ボーナス座席の数も増やした。家族の範囲に兄弟姉妹、夫婦の親、子ども夫婦までも含めた。 これと同時に楽器などのために追加で購入する座席に対してもマイレージを認めることにした。
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