金正日（キム･ジョンイル）国防委員長の義弟である張成沢（チャン・ソンテク）国防委副委員長兼労働党行政部長が来月初めに行われる３次党代表者会で権力序列２位の労働党組職担当秘書に任命されると複数の情報消息筋が３０日、明らかにした。

党代表者会は１９６６年以来４４年ぶりだ。ある情報消息筋は「党の代表者会は６～７日に開催されると聞いている」とし「張成沢氏がこの行事を主管しているということで、彼が組職担当秘書に任命されるという情報を最近入手した」と伝えた。

組職担当秘書はすべての党員の人事・組職・生活問題を担当し「党の中の党」と呼ばれる組職指導部を管掌する職責で、金正日委員長が７３年９月以来、現在までこの職責と組職指導部長を兼ねている。この消息筋は金正日委員長の後継者に内定された三男キム・ジョンウン氏の去就に対して「１５０人前後の党中央委員に選出されるものと観測されている」とし「中央委員になれば党組職指導部長を務める可能性が高い」と述べた。北京の北朝鮮消息筋はこれについて「キム・ジョンウン氏が北朝鮮軍総参謀部と人民武力部を統制・監督する党軍事部長に任命される可能性もある」と明らかにした。消息筋は「核心職位である政治局常務委員には金正日、金永南（最高人民会議常任委員長）、張成沢氏、金永春（キム・ヨンチュン、人民武力部長兼国防委副委員長）、崔永林（チェ・ヨンリム）平壌市党委員会責任書記（内閣総理）が含まれる」と付け加えた。






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