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金正日の特別列車、17両から26両に…「キム・ジョンウン同乗のため」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
5月の訪中と違う点は?

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と中国の胡錦濤国家主席の会談は2つの点で異例かつ破格的だ。

まず中国最高指導者の胡主席が地方都市を訪問してまで金委員長に会ったという点が外交慣例と異なる。また今年5月に北京で会談した2人がわずか3カ月ぶりに再会したという点も異例だ。北朝鮮内部または朝中間に何らかの緊迫した事情があったのではないかという観測が絶えない理由だ。


経済支援要請や産業視察のために3カ月ぶりにまた中国を訪れたとは考えにくいということだ。9月に迫った労働党代表者会議を控えた時点での後継構図構築と今回の訪中を関連づけるのもこうした脈絡からだ。

後継者とされる三男キム・ジョンウンの同行事実は確認されていないが、可能性は高いと判断されている。一部では金委員長の妹の金敬姫(キム・ギョンヒ)党軽工業部長とその夫・張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長が同行している可能性があるという話も出ている。

特に金委員長の専用列車が5月の訪中当時に比べて大幅に長くなったことが把握され、主要人物が同行している可能性が高いと見られている。吉林から長春に移動した金委員長の専用列車は計26両で、5月の訪中当時の17両に比べて9両も増えている。ある対北朝鮮消息筋は「キム・ジョンウンをはじめとする比重のある人物が同乗し、随行員の規模が大きく増えたと判断できる」と分析した。

金委員長が宿泊した長春の南湖ホテルには27日午後1時30分ごろ、歌劇団を乗せたバス3台が入るのが目撃された。歌劇団を呼んだのは国家首脳級要人のための大規模な宴会を開催するためだったと考えられる。



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