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金正日総書記「なぜ解任したのか」チャ・スンス北中央放送委員長を復職

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮のテレビに資本主義方式の商品広告を出したという理由で昨年8月に解任されたチャ・スンス朝鮮中央放送委員会委員長が復職したものと米国の自由アジア放送(RFA)が7日、報道した。この放送は複数の対北消息筋を引用し「チャ・スンス氏は解任後、平壌市首都建設事業所で労働者として“革命化”中だったが、5月中旬、金正日国防委員長の急な指示で中央放送委員会委員長職に復職した」と伝えた。

放送は「金委員長は自分がチャ・スンス氏を解任させた事実を思い出せず、5月中旬、中国訪問直後に直接電話をかけてチャ・スンス氏を捜している途中、すでに解任されたという話を聞いて激怒し、復職命令を下した」とし「金正日委員長の予測できない行動に平壌の幹部たちが不安に思っている」と伝えた。

チャ・スンス氏は昨年7月、官営朝鮮中央テレビを通じて平壌大同江ビールなどの広告を出した。この広告は韓国と西方の対北専門家たちの間で北朝鮮が初心者的な商業広告を出したものだという見方をさせた。チャ・スンス氏は金正日委員長から中国の改革・開放初期を連想させるなどという指摘を受けて解任されたという。元世勲(ウォン・セフン)国家情報院長は6月24日、国会情報委で「金正日委員長が最近、脳卒中後遺症で記憶力が劣り、非理性的な話をよくする」と報告している。

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