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政府「リビアとの交渉が進展…スパイ活動の誤解も解消」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 リビア当局の韓国外交官追放事件と関連し、政府関係者は5日、「リビア側と詳細な協議をした結果、隔たりの解消に進展があった」と明らかにした。

この関係者は「『韓国外交官がリビア最高指導者カダフィ大佐親子に対してスパイ活動をした』という疑惑は最初から大きな問題ではなかったことが確認され、『該当外交官が米国・イスラエルに情報を流した』という誤解も解消された」と明らかにし、「残りの懸案について協議が行われている」と伝えた。

政府関係者は「リビア側の一部から約10億ドル規模の土木工事の要請があったが、これはリビアとの交渉過程で提示された数多くの案の一つであり、リビア政府の絶対的な立場は違うものと把握された」と述べた。


これに先立ちリビア英字紙「トリポリポスト」は3日、匿名を求めたリビア高官の話を引用し、「リビア政府が韓国に要求事項を伝え、この要求が受け入れられない場合は現地の韓国企業を制裁すると通知した」と伝えた。同紙によると、このリビア高官は「今回の事件にかかわった外交官は1人ではなく(前任者を含めて)2人」と明らかにした。

これに関し政府消息筋は「リビア側が前任者から行跡を注目してきたが、この前任者が帰任し、後任者がきた後、彼の活動を問題視して追放した」と説明した。



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