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「智異山パルチサン討伐場面(1話)を冬の雨にまで降られて12時間撮影した。撮影が終わったら指も動かないほどだった。こんなのが戦争だったのかと思った。戦って死んだ人以外に、寒さと飢えに死んだ人もどれだけ多かったか」--。
6・25戦争60周年を迎えて放送中のMBC水木ドラマ「ロードナンバーワン」で、主人公イ・ジャンウ役を演じるソ・ジソブ(33)がドラマを通じて感じた戦争ドラマの感想を打ち明けた。
28日、ソウル清潭洞のカフェで行われた懇談会で「軍隊にまた行く夢を見なかったが(彼は公益要員出身だ)、半年間、撮影中は毎日戦闘する夢を見た」と話した。それだけ渾身の力をつくしたという意味だ。
「ロードナンバーワン」はジャンウとスヨン(キム・ハヌル)-テホ(ユン・ゲサン)の三角関係を中心に6.25を描く戦争ドラマだ。ソ・ジソブはジャンウを示して「スヨンにも国にも命をかけて悽絶に愛するばか正直なキャラクター」と紹介した。彼は「戦争ドラマとしてスペクタクルを期待するが、この作品はジャンウとテホが恋敵を超えて戦友に生まれかわるようになるなど人の話が中心だ」と強調した。
スタイルがよく人気を得た彼だが、演技に対する負担は少なくないようだった。
「率直に演技力の話に敏感だ。ドラマ『カインとアベル』以後、スランプに陥るなど悩みが多かった。個人的には今回の作品が俳優人生のターニングポイントになるようだ。今まで地面や正面を見て演技していたとしたら、今回は空を見て演技するようになった気持ちだ」
チェ・ミンス、ユン・ゲサンら共演者たちを「2中隊」と称した彼は「撮影中、互いに仲良くなって一緒に野球チームを作ろうという話も出た」と笑った。「ロードナンバーワン」の1、2話視聴率は10%台序盤。しかしソ・ジソブは「満足している。本格的に展開されればよくなる」と自信を見せた。
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