「千里眼」3回延期後、打ち上げ成功
初の国産停止軌道衛星である「千里眼」が宇宙軌道に入ることに成功した。我が国が打ち上げた12番目の人工衛星だ。気象情報が日本を頼らなくていいという意義もある。
韓国航空宇宙研究院は27日午前6時41分(以下日本時間)、南米フランス領ギアナ宇宙センターでフランスアリアンスペースのロケット「アリアン-5ECA」に積載され、宇宙に打ち上げられたと明らかにした。最初24日午前6時41分予定だったが、打ち上げが3回中断された。発射体上端と1段の圧力低下現象が原因だった。アリアンスペース技術陣が圧力の基準範囲を再設定するなどの紆余曲折を経て、この日、4度目の打ち上げを試みて成功した。2003年9月、フランス衛星製作会社アストリウムと共同で開発に着手して9年7カ月だ。これまで3458億ウォンが投入された。衛星は打ち上げ32分38秒後2005.3キロの高度で発射体から分離した。続いて打ち上げ38分後の午前7時19分、オーストラリア・ドンガラ地上局と初の交信に成功した。教育科学技術部のユ・グッヒ宇宙開発課長は「交信結果衛星の状態と内・外部装備の温度、搭載体の状態、衛星の姿勢らすべて良好だと確認された」と伝えた。
初の国産停止軌道衛星…気象情報日本に頼らず(2)
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