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【海軍哨戒艦沈没】米国側からも‘北朝鮮攻撃論’出始める

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件と関連し、‘北朝鮮攻撃論’が在韓米軍側からも出ているが、公式的には米国当局は相変わらず言葉を控えている。しかし米国の高位関係者の最近の言動に注目すると、北朝鮮介入の可能性について漠然とした推測以上の手がかりをつかんだような雰囲気だ。

26日昼(現地時間)の米ホワイトハウス定例ブリーフィングで、ある記者が「天安沈没が北朝鮮の仕業と明らかになる場合、米国はどう対応するのか。また韓国の対応にどんな助言をしているのか」と尋ねた。これに先立ちCNNは米軍当局者の発言を引用し、「北朝鮮の魚雷攻撃が天安沈没の最大の原因と考えられ、こうした分析は韓国軍が明らかにした結論と同じだ」と報じた。

通常、米国の立場で見た国際問題は、ホワイトハウスではなく国務省のブリーフィングで取り上げられる場合が多い。これを考えると、CNNの報道は「天安」に対する米国内の関心をさらに増幅させたと考えられる。


これに対しギブス大統領報道官は「天安」沈没事件の発生初期と同じように慎重な姿勢で一貫した。「米国は原因究明調査を支援しており、現時点で仮定を前提に言及する考えはない」ということだ。クローリー国務次官補(広報担当)も同じ質問に対し「現在としてはいかなる推定もしておらず、調査は進行中」と答えた。

クローリー次官補は、北朝鮮の魚雷攻撃の可能性を提起した金泰栄(キム・テヨン)国防部長官の発言に関する質問に対し、「条件付きで述べたものと考えている」とし「調査がこうした最終判断に到達したかどうかは知らない」と述べた。質問が繰り返されると、クローリー次官補は「調査が結論に到達するまで見守る。船の二つの部分(艦尾と艦首)が引き揚げられ、それを調査する機会を持つはずであり、私たちの行動は調査を通して出てくる証拠によって左右されるだろう」と明らかにした。

しかしワシントン外交消息筋は「広報パートは韓国でも米国でも結論が出るまでは慎重になるしかない。それよりもキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)の発言を注目するべきだ」と話した。

キャンベル次官補は香港を訪問中だった26日、「天安」沈没の原因がどう究明されるかに基づき、適切な態度を取るよう中国側に求めたことを認めた。「天安」事件と関連し、米国が中国に圧力をかけている点を初めて認めたのだ。これに先立ち、キャンベル次官補は「6カ国協議再開努力よりも天安沈没の原因究明が先」という米国の立場も初めて明らかにしている。

これに関し消息筋は「天安沈没に北朝鮮が介入しなかったとすれば、中国の役割について話す必要がないという点で、米国の判断を暗示した側面がある」と話した。

米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国研究責任者は「韓国や米国が中国に金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の北京訪問を認めないよう圧力を加えることも考えられる」とし「米国と中国の間ですでに事前調整作業が始まったとみられる」と述べた。



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