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北朝鮮の新たなスパイ類型‘偽装脱北’

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 脱北者や朝鮮族に偽装して入国した後、特殊工作業務を遂行する北朝鮮スパイが一つの類型として定着している。1990年代半ば以降、経済難による脱北者の韓国入国が増えているが、北朝鮮がこれを逆利用する雰囲気だ。韓国の前方と海岸線では対北朝鮮警戒網が強化されているため、北朝鮮が直接侵入ではなく迂回ルートを開拓しているという分析だ。

最近の偽装スパイ例は、朝鮮族に偽装して入国した後、スパイ活動をし、08年に検挙されたウォン・ジョンファ事件だ。ウォン・ジョンファは南北首脳会談の翌年の01年、中国にいる北朝鮮国家安全保衛部の要員から韓国侵入指令を受けた。

韓国に定着した後、中国を行き来しながら冷凍タコを輸入するなど貿易業者を装い、国内の主要軍事基地を撮影したものを北朝鮮に送った。特に軍将校に接近して情報を入手したりもした。


ウォン・ジョンファに中国産水産物を供給していた継父のキム・ドンスンも06年、脱北者に偽装して入国し、スパイ活動をした容疑で08年に検挙された。キム・ドンスンは入国後、脱北者団体に接近し、黄長燁(ファン・ジャンヨプ)元労働党秘書の住所を把握しようとした。北朝鮮が絶えず黄長燁の暗殺を狙っていたという傍証だ。

04年には北朝鮮の情報保安機関所属要員Lが脱北者偽装で亡命した後、1年3カ月間、国内でスパイとして暗躍した。脱北者偽装亡命の最初のケースだ。北朝鮮軍第11保衛司令部所属の工作員Lは02年11月、中国北京駐在の韓国大使館領事部に他の脱北者と一緒に駆け込んだ後、韓国行きを要求した。

2カ月後に東南アジアの国を経由して韓国に入ったLは、脱北者新聞機関に関する情報を収集するなどスパイ活動をした。また最高の保安が求められる国家保安設備、脱北者定着支援施設「ハナ院」の位置や警戒施設に関する情報を収集し、北朝鮮に伝えていたことが明らかになった。



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