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SBS(ソウル放送)のキム・ソウォン・アナウンサーが16日午後、「8時ニュース」を進行中、海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件を伝えながら涙を浮かべた。
この日のニュースでは、「天安」艦尾の引き揚げとともに遺体が見つかった将兵の生前の姿、遺族の悲痛な心情が次々と放送された。
キム・ソウォン・アナは「除隊すればおいしいもの作ってあげると話していた息子が冷たい体で帰ってきた」と話しながら、悲しみが込み上げ、涙声で話す声を出した。目が赤くしながら涙をこらえる姿もそのまま放送された。
アナウンサーはニュース報道での笑いや涙など感情の表出が厳格に制限されている。しかし「天安」犠牲将兵に対する追悼の雰囲気が深まっているだけに、キム・ソウォン・アナの‘涙の進行’がむしろ人間的に映ったという好評が続いた。
95年にABAに入社したキム・ソウォン・アナは、04年から6年間にわたり「8時ニュース」を担当している。07年6月にも「8時ニュース」の途中、カンボジア航空機墜落事故を伝えながら涙を浮かべる姿が話題になっている。
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