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【ニュース分析】現代車が過去最高の利益…国内・新興市場で好調(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 現代車の全体販売台数(310万6178台)のうち内需は23%に過ぎないが、売上高の比重は40%を超える。理由は、輸出が小型車中心であるのに対し、内需は「ソナタ」以上の中大型車がよく売れたからだ。これに伴い国内での当期純利益が全体純益の60%を超えた。

昨年9月に出した「ソナタ」の新車価格を10-15%引き上げるなど内需価格を引き上げてきた効果も大きい。現代車は昨年、内需販促や割引販売をほとんどしなかった。さらに老朽車税制支援など政策的支援の影響で販売が急増したのが実績につながった。このようにマーケティング費用を抑えたことで内需営業利益は1兆6000億ウォンを超え、過去最高を記録した。輸出は下半期に入って最悪の状況から抜け出したが、ヨーロッパ地域の船積み減少で前年比17%減少した91万522台に終わった。

中央(チュンアン)大のイ・ナムソク教授(経営)は「現代車は世界自動車企業が金融危機の余波に苦しむ中で攻撃的な海外販促に取り組み、市場シェアを拡大する成果を上げた。今後はウォン高という外部の悪材料が待っているうえ、内需でも老朽車買い替え税制支援などの効果がなくなるため、営業利益率をどれほど守れるかがカギとなる」と述べた。

【ニュース分析】現代車が過去最高の利益…国内・新興市場で好調(1)

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