現代（ヒョンデ）車が最近、「ソナタ２．４」モデルを発表しながら出した広告に、競合モデルのトヨタ「カムリ」より優れていることを示唆する場面が登場し、注目されている。

「ソナタ２．４」のテレビ広告。 ソナタが走る道に１台の車が登場する。側面やテールランプがトヨタの中型セダン「カムリ」に見えるこの車は、ソナタが通過すると背景の中に徐々に消えていく。

ソナタの２．４リットル級新型モデルの登場で同級のカムリとの競合構図が浮き彫りになった中、ソナタが比較優位にあるというメッセージを消費者により直接的に伝えるため、広告にカムリを連想させる車を登場させた、という分析だ。


輸入車との比較を連想させる広告は以前にはなかったが、今では性能に対して自信が高まり、堂々と比較できるようになった、というのが業界の見方だ。

実際に現代車は、最高出力２０１馬力・燃費１３．０キロの新型ソナタはどの輸入車にも劣らない、という点を強調している。

これに先立ち、５日に韓国市場に登場した日産自動車の中型セダン「ニューアルティマ」の広告にもカムリが登場している。