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<サッカー>きょう五輪チーム韓日戦…奇誠庸も出場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
少年から成人に。10月の国際サッカー連盟(FIFA)U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)で8強入りした洪明甫(ホン・ミョンボ)チームが、ロンドンオリンピック(五輪)代表に名前を変えて新たなスタートを切る。初戦は19日に昌原(チャンウォン)サッカーセンターで行われる日本五輪代表とのライバル戦だ。

洪明甫監督は選手らに「五輪チームは成人代表チームに続いて国を代表する2番目のチーム。U-20大会は良い思い出として残して、新しい挑戦に進もう」と激励した。

ロンドン五輪チームの主軸はキム・ボギョン(弘益大)、キム・ミンウ(延世大)らエジプトU-20W杯メンバー。ここに成人代表のキープレーヤーに成長した奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)までが加わる。


奇誠庸の洪明甫チーム合流は以前から期待を集めていた。洪明甫監督もU-20大会を控えて「奇誠庸が加われば戦力が向上するだろう」と選抜を望んでいた。しかし大韓サッカー協会は成人代表と所属チームに専念すべきだという意見を出し、大会出場を認めなかった。奇誠庸と洪明甫監督はやむを得ず後日に会うことを約束した。

その2人が今回の韓日戦で‘監督-選手’として初めて呼吸を合わせることになった。奇誠庸の加勢で五輪代表チームはさらにアップグレードされる見込みだ。

キム・デギルKBS解説委員は「奇誠庸は同じ年齢の選手よりも優れたテクニックを持っている。以前に比べて攻撃的な試合が可能になるだろう。成人代表でも認められている試合調整能力、正確なキック、突破力は相手チームにとって脅威になるはずだ」と評価した。その一方で「競技場内外でプラスの要素が多いが、一人で試合を支配しようとすれば、これまで築いてきた組織力に亀裂が生じる可能性もある」と指摘した。

洪明甫監督も「優れた選手であることは間違いない。しかし奇誠庸も立派な大韓民国五輪チームメンバーの一人にすぎない」とし、チームワークを強調した。

奇誠庸は今回の韓日戦が国内告別舞台になるだけに、ファンに良いプレーを見せたいという意気込みだ。スコットランドプレミアリーグのセルティック入団が確定した奇誠庸は韓日戦を終えた後、23日にスコットランドへ出発する。



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