先月販売を始めたトヨタ自動車のスタートダッシュが尋常でない。最近の景気回復とあいまってトヨタの展示場には連日顧客が集まっている。トヨタのおかげでホンダと日産もムードに乗り販売が増加している。トヨタは日本を代表する企業で世界最大の自動車メーカーだ。日本車の代表格のトヨタの進出は日本車の本格的な韓国攻勢を知らせる進軍ラッパだった。

国内消費者は概して静かで軟らかな走行感覚とすっきりしたスタイルの自動車を好む。是非を離れこういう特徴を持った国産車をたくさん運転したためだ。これはまさに日本車の特徴でもある。国産車技術の大部分はその根元が日本にあるからだ。日本の自動車メーカー会社は品質・販売・アフターサービスなど、自動車生活と関連した消費者の満足も追求してきた。これまで頻繁な故障と不便なアフターサービスで気苦労が多かった輸入車のドライバーがトヨタの進出を喜ぶ理由だ。


トヨタの進出で販売価格３０００万ウォン台のモデルで戦争が展開された。トヨタは主力モデル「カムリ」の価格を同級国産車と競争できるほど下げたためだ。これはトヨタがグローバル市場で力強さを見せている現代（ヒョンデ）・起亜（キア）自動車グループを牽制するためのものとみられる。

世界的な金融危機で世界の自動車メーカーがふらついていた時、現代自動車は恐ろしい勢いで主要市場に食い込んでいった。現代自動車の競争力が系列の起亜自動車を含め８０％以上のシェアを確保した韓国市場にあることをトヨタが見抜いたのだ。





現代自動車を狙うトヨタの刃先（２）


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