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サッカー代表チームの看板MF奇誠庸(キ・ソンヨン、20、FCソウル)が来年1月、スコットランドプレミアリーグの名門セルティックFCに入団する。
FCソウルは28日、奇誠庸が12月までソウルでプレーした後、来年初めセルティックに移籍する、と発表した。 移籍料は200万ユーロ(約2億8000万円)で、契約期間は4年。
セルティックは当初、8月の移籍を望んだ。 しかしリーグとアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグの同時優勝を狙うソウルがこれに反対し、結局、5カ月後の移籍でまとまった。
奇誠庸は「数日間ずっと悩みが多かった。 自分が成長したチームで優勝したかったし、新しいリーグにも挑戦したかった。 今では両方とも挑戦できることになった。 プロらしく最後まで最善を尽くしてから移籍したい」と語った。
また奇誠庸は「自分のことはよく分かっている。 もっと大きなリーグに行ってみたいが、伝統のあるセルティックが自分が発展するうえでもよく合っている球団だと判断した」と話した。
FCソウルのギュネス監督は「いい選手が出て行くのは残念だ」とし「奇誠庸を獲得するセルティックは今後大きな利益を得るだろう」と述べた。
1888年に創設されたセルティックはスコットランドプレミアリーグで42度も優勝している名門。 奇誠庸はセルティックで日本のMF中村俊輔の穴を埋めなければならない。
奇誠庸は「ビッグリーグ進出は2-3年後になって考えること。 ビッグリーグを考えるよりもまずはセルティックで地位を固めることが先だ」と意気込みを表した。
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