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日本総選挙D-2…民主党圧勝の雰囲気

2日後に迫った日本の総選挙で第1野党の民主党が圧勝する雰囲気が強まっている。朝日新聞は22-25日に実施した世論調査の結果、民主党が480議席のうち最大320議席を獲得する可能性があると27日、報じた。自民党は従来の議席の3分の1水準である100議席を割る可能性もあると予想した。

この日、日本では30日の総選挙開票に合わせるため山間地域など全国14カ所で午前7時から早期選挙に入った。有権者の投票が事実上始まったため、自民党が不利な状況を覆すのは不可能とみられる。54年間続いた自民党の長期政権の終焉が秒読みに入った様相だ。

民主党は序盤の優勢を維持しながら計300人を選出する小選挙区では最大240選挙区で勝利すると予想された。自民党候補と争う263小選挙区のうち183選挙区で優勢を立ち、28選挙区で競合となっている。


特に民主党は北海道・岩手・新潟・山梨・長野・滋賀・長崎など9道県では全選挙区で優勢で、‘民主党王国’を構築する可能性が高い。05年の総選挙では小泉純一郎元首相の勢いで25選挙区のうち1議席しか確保できなかった東京でも20席ほどを獲得して圧勝すると予想されている。

一方、自民党の優勢が確実な小選挙区は18区にすぎなかった。現在でも影響力が大きい森喜朗、海部俊樹元首相までも‘落馬’が予想されると、朝日新聞は伝えた。民主党は180人を選出する比例代表選挙でも半分以上を獲得すると観測された。

‘民主党旋風’で自民党の選挙指揮体系は事実上‘壊滅状態’に陥った。他の候補の支援遊説をしてきた党の重鎮が自分のことで精一杯で、自民党本部は寂寞感が漂うほど人が少ない。

◇表情管理しながら政権交代の準備=民主党は国政運営の空白をなくすため政権交代の準備に着手した。表面上では選挙運動に集中する姿を見せているが、すでに内閣の骨格、新しい組織の設置、予算編成など政権交代の準備に拍車を加えている。民主党は30日の総選挙で勝利した場合、翌日に政権交代チームを発足させ、組閣や人事を含む政権構想を具体化する作業に着手する予定だ。



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