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自民党の牙城を築いてきた田中角栄元首相の娘、田中眞紀子衆議院議員(65)が15日、夫の田中直紀参議院議員(69)とともに第1野党である民主党に入党した。自民党を離党して6年、彼女は5選目の無所属だ。日本のメディアは「角栄氏の娘、田中眞紀子氏が復活」「自民党が処した危機を赤裸々に象徴」などと大きな関心を見せている。
鳩山由紀夫民主党代表はこの日、新潟県長岡市で記者会見を開き、今回の総選挙で眞紀子氏を新潟5区公認と発表した。政治的認知度が高く、大衆的人気が高い眞紀子氏の入党は総選を控えた民主党に大きな力になるものと見られる。
日本の衆議院議員選挙(30日)は18日に公示され、公式選挙戦に入る。今回の選挙は自民党の長期執権が続くか、民主党が初めて政権交代を実現するかに関心が集まっている。今は民主党が世論調査などでリードしている。
眞紀子氏は10日、鳩山氏の個人事務所を訪れ、入党の意思を明らかにした。彼女は記者会見で「有権者との約束を守るためには組職に入らなければならない。両党体制を控えた状況で私の席が必要だった」と入党理由を明らかにした。また『父が生きていたら、政治家は考えが近い組職に参加するのが重要だ』と言ってくれたはずだ。私がこれを悟るのに時間がかかった」と無所属議員の限界を示唆した。眞紀子の民主党入党は日本の政界の大きな変化の流れを反映している。戦後、長期執権してきた自民党1党体制が崩れ、民主-自民両党体制になる可能性が高くなったからだ。眞紀子氏も「これから日本の政治は両党体制が維持されるだろう」と壮語した。
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