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「幹細胞利用した老化防止研究は韓国が最も進んでいる」



「10年以内に人が120歳を超え150歳まで生きられる時代が来るでしょう」

米国の代表的な老化研究所のバックインスティチュートのジェームス・コバック会長が11日に韓国を訪問した。コバック会長は12日に、車(チャ)病院細胞成形センターの開所式に出席し、老化防止研究に向けた相互協力体系を構築することで覚書を交わしこう述べた。人の生物学的最長寿命は120歳。疾病にかからずただ老化により死亡する年齢だ。


コバック会長が150歳生存論を主張する背景には幹細胞がある。老化した細胞を代替する幹細胞の機能を活用し老化を遅らせたり止まらせることができるというものだ。

「幹細胞を利用した老化防止研究は韓国が最も進んでいると考える。これまで研究協定を結ぶため各国の研究所を回ったが、基礎研究から患者に適用する臨床まで韓国のようにワンストップ研究システムを構築しているところは見たことがない。協力は多様に行われるだろう。アンチエイジング研究と結果に対する論文作成、産業化に向けたプログラム開発と情報交換、商品化に向けた共同プロジェクト進行などだ」

コバック会長はこうしたアンチエイジング幹細胞を大量に培養できる技術が確保され価格が安くなるだろうと説明した。

◆バックインスティチュート=1999年に設立され多様なアンチエイジング技術を開発している。世界有数の雑誌に600の論文が掲載されている。米国立保健院(NIH)から最高の国家研究センターとして認められ、カリフォルニア州で再生医学の中心機関の役割をしている。現在17人の教授と130人の科学者、185人の研究院が勤務している。



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