先月の消費者物価上昇率は3カ月連続の下落を示した。統計庁が1日に発表した消費者物価動向によると、5月の消費者物価は前年同月比で2.7%上昇した。2007年9月に記録した2.3%以来の低水準で、昨年7月の5.9%をピークに下落が続いている。特に石油類の価格が大きく下がったことが物価安定に寄与した。企画財政部経済政策局長の尹琮源(ユン・ジョンウォン)局長は、「景気が依然として不振なうえ、ウォンが上がっており、今年の物価は2%台後半で安定するものと予想される。最近国際原油価格が上昇しており、タクシー料金などが上がっているが、全般的に物価の流れに大きな影響はないだろう」との見通しを示している。
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