1876年、修信使の金綺秀(キム・キス)は列車に乗って「たばこ1本を吸う、あっという間に」横浜から東京に着いた。
鉄道が日本に敷設されてから4年後のことだった。「先頭の汽船が動くと、後ろの車両の輪もともに動き出す。雷のような音を出し、稲妻のごとく走るから、風雨にさらされたような感じだ。1時間に300里(1里=約4キロメートル)も走るというが、車体はを安穏でちっとも揺れない。山河と草木、家と人が見えるものの、現れた途端消えていくから目まいがした」。
鉄道が日本に敷設されてから4年後のことだった。「先頭の汽船が動くと、後ろの車両の輪もともに動き出す。雷のような音を出し、稲妻のごとく走るから、風雨にさらされたような感じだ。1時間に300里(1里=約4キロメートル)も走るというが、車体はを安穏でちっとも揺れない。山河と草木、家と人が見えるものの、現れた途端消えていくから目まいがした」。
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