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金杞泰(キム・キテ)読売ジャイアンツ2軍コーチには今年から新しい肩書がついた。金コーチは先月25日から日本プロ野球2軍イースタンリーグのフューチャーズの監督を受け持っている。日本プロ野球の1軍では外国人監督が数人いたが、2軍の外国人監督は珍しい。さらに在日同胞でない韓国人では初めてだ。
イースタンリーグには読売・日本ハム・ヤクルト・西武・千葉ロッテ・楽天・横浜(湘南)の7チームが所属している。フューチャーズは一種の‘3軍チーム’。7チームで有望株に分類されるが2軍で出場機会を得られない選手を集めて作ったチームだ。1軍の定員は25人前後だが、2軍は40人を超えるというのが韓国・日本プロ野球が抱える共通の問題だ。
フューチャーズは公式記録からは除かれるが、イースタンリーグ所属チームと年間44試合を行う。セリーグ最高人気球団の読売がチーム運営を支援する。読売所属の金コーチだが、外国人の限界を越えるのは容易でなかった。
しかし韓国野球委員会(KBO)のある関係者によると、読売の国際担当部長が「金コーチの目が生きているため」と人選の背景を説明したという。選手を引きつけるカリスマを持っているという説明だ。国際担当部長は「金コーチの目はただ威圧的だというのではなく、自分の仕事に最善を尽くす人の目だ」と語った。
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