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アジアの投資心理、1年半ぶり好転

アジア地域の投資心理が1年半ぶりに上向いていることが分かった。国内では不動産価格の上昇を予想する投資家も増えている。しかし安全資産を好む傾向は依然として強い。

グローバル金融グループのINGによると、韓国の今年1-3月期の投資心理指数は73で、前年10-12月期に比べ4ポイント上昇した。アジア地域の投資心理指数も85と、前期比で12ポイント上がった。アジア全体の投資心理指数が上昇したのは6四半期ぶり。特にインド(133)と中国(124)の指数が前期比でそれぞれ57ポイントと21ポイントの上昇となった。

投資心理指数は、INGが韓国・中国・日本・インド・香港・オーストラリアなど13カ国の投資家(投資金10万ドル以上) 約1300人を対象に投資心理と形態を四半期ごとに測定し、各国別に0(最も悲観的)-200(最も楽観的)の点数で表す。


韓国の投資心理指数は07年7-9月期に137を記録した後、08年7-9月期まで下落を続け、昨年10-12月から上昇に転じた。

今回の調査で「今後の経済が悪化する」と答えた国内投資家の比率は87%に達したが、前期(94%)に比べるとやや減少した。「不動産価格が上がる」と答えた回答者は36%で、前期(12%)に比べて大きく増えた。

しかし実際の投資では‘安全運転’するという回答が依然として多かった。71%は「4-6月期の投資を減らし、現金保有を増やす」と答えた。「投資を拡大する」という回答は5%と、前期(7%)より減った。



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