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100億ドルの外国資金、韓国国債に投資へ

早ければ10月から100億ドル以上の外国人債券投資資金が国内に流入するものとみられる。

企画財政部高官は5日、先月末に世界的な国債指標のシティグループ世界国債インデックス(WGBI)理事会に韓国国債の編入を正式に要請したと明らかにした。これによりWGBIは今後3カ月にわたり韓国国債市場に対する正式な点検に乗り出す。この期間に外国人債券投資に対する非課税法案が国会を通過し、韓国の信用格付けが現水準を維持すれば、WGBI理事会が編入を承認する見通しだ。企画財政部関係者は、「WGBIが編入を決定しても電算網を整備する準備期間が必要で、公式発表は10月ごろに出るだろう」としている。WGBIはシティグループが運営する国債投資指標で、23カ国の国債が指数に組み込まれている。韓国の国債発行規模を考慮すると、韓国の編入割合は1%程度になる見通しだ。国際通貨基金(IMF)は最近、内部動向報告書で、「韓国がWGBIから1.5%の割り当てを受けるだろう」との見通しを示している。企画財政部は現在WGBIが定めた割合から、投資するファンドと年金基金の規模を1兆ドル前後と推算している。したがって指数編入が決定すれば1兆ドル前後の1~1.5%に相当する100億~150億ドルの投資資金が国内に入ってくるという計算が可能だ。

政府が今年追加補正予算のため17兆ウォン(約1兆2700万円)に達する国債を追加発行しなくてはならない状況でこうした大規模な資金が入ってくる場合、債券市場の需給不安を和らげるものと期待している。

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