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KOSPIが年初来最高値、ウォンも急騰

米国経済の景気底入れへの期待感から、アジア主要国の証券市場は一斉に値を上げた。KOSPI指数が年初来高値を記録したほか、香港、日本、インド、中国の株価も大きく上がった。

2日のKOSPI指数は前日より43.61ポイント(3.54%)上昇の1276.97を記録し、昨年10月15日以来の高値水準となった。KOSPI指数は先月9日に比べ21%上がったことになる。同じ期間にKOSPI指数だけなく、香港のH指数と日本の日経指数も20%以上上昇した。

この日外国人投資家は有価証券市場だけで3303億ウォン相当を買い越した。先月9日以降の外国人の買い越し規模は2兆4000億ウォンを超える。相次ぐ外国人の買い越しでウォンも上がった。ウォンの対ドル相場はこの日、45ウォン(3.26%)のウォン高ドル安となる1ドル=1334.5ウォンを記録した。1月7日以降で最も高い水準だ。


国内証券市場と外為市場が急速に安定を取り戻しているが、証券専門家らは依然として悲観論を引っ込めずにいる。株価を1株当たり純利益で割った株価収益率(PER)と、純資産で割った株価純資産倍率(PBR)など各種の指標を根拠に、国内でこれ以上安い株式はないと主張する。外資系証券会社のクレディリヨネ(CLSA)はこの日の報告書で、「韓国の証券市場がとても高くなっている。景気に敏感な株を売り防御株に乗り換えるべき」とした。

株価下落を念頭にした内容だ。この証券会社はまた、「KOSPI指数が1400を超える前にまた1000まで下がる可能性が高い」と指摘した。メリルリンチも「KOSPI指数は香港や中国・インドに比べこれ以上安くない」と分析した。



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