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韓国、結核患者死亡率が米国の100倍

24日は結核の日だ。結核を発展途上国の病気だと無視したら酷い目にあう。結核の日をずっと維持しているということは、それだけ継続的に患者が発生しているという意味だ。特に結核患者は経済が貧しいときに増加する。

ストレスと栄養欠乏による免疫力低下が背景だ。若い層の患者が高いパーセントを占めるということも意外だ。

最近、全南大病院は2004年から2008年まで5年間、呼吸器内科から結核患者に分類された2863人を分析した。このうち29.2%(835人)が20~30代だと明らかになった。全南大病院呼吸器内科クォン・ヨンス教授は「ストレス・ダイエットなどで体力が劣ればいくら若くても結核菌に例外にはなれない」とし「また社会活動が活発なほど、他人に感染させる可能性も高い」と述べた。


2007年基準で我が国で新たに結核にかかった患者は3万4710人で発病率が日本より2.8倍、米国より17.4倍高い。死亡率は日本より2.5倍、米国よりおよそ100倍以上高い。

結核は生後12カ月以内にBCG接種で大部分予防される。しかし完璧なものではない。約80%の予防効果があると報告されており、我が国の場合には74%程度だ。

結核菌は患者が咳をすると飛散された菌が空気を通じて他人に伝わる。結核に感染したからといってすべて病気に発展するわけではない。感染者の10%程度が患者になる。このうちの50%は感染後、1~2年内に、残りは免疫力が減少したときに発病する。代表的な症状は2週間以上続いた咳やたん、疲れ、微熱、体重減少、食欲不振などだ。

結核は抗結核剤だけ着実に服用すれば完治できる。薬を服用して2週間経てば、感染の心配がないので敢えて隔離する必要はない。問題は薬を中断することだ。結核菌が薬に耐性を持つようになったら治療が不可能で死に至ってしまう。

大韓結核協会と韓国リリーは結核の日を迎え「希望の風船、ともに3、2、1結核ZERO!」キャンペーンをしている。3、2、1とは「国民3人のうち1人は結核保菌者で、20代に発病率が高く、1次治療だけ確実にに受けたら結核を完治できる」という意味だ。

22日にはオリンピック公園で1000人が参加する自転車マラソン大会を開き、結核に対する認識を高める場を用意した。



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