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性犯罪、外国では64%が性的動機、韓国は幼年期の放置が原因

 米連邦捜査局(FBI)が連続殺人犯387人を対象に分析した結果、248人(64.1%)が性的動機による犯行であることが分かった。 連続殺人犯のうち75%がハードコアポルノグラフィーを自宅や車に保管していた。 今年初めの「ヘジン・イェスル誘拐殺人事件」の犯人チョン・ソンヒョン(39)の自宅からわいせつな動画像が大量に見つかったのと似ている。

国際科学捜査協会の報告書によると、海外連続殺人犯の90%以上が25-35歳の白人男性。 この中のほとんどが幼い時期に虐待を受けた経験があったという。 ケイシーの場合、父はアルコール中毒者で、叔父から性的暴力を受けた経験もあった。

海外殺人犯の中では、銃器や爆発物で無差別殺人を犯したケースも多い。 銃器などが容易に手に入る環境のためだ。 02年に米ワシントンで10人を狙撃で殺害したジョン・アレン・ムハマドとジョン・リー・マルボの親子と、昨年のチョ・スンヒ事件が同じ類型だ。 17年間に爆弾小包で26人の死傷者を出し、96年に捕まったセオドア・ジョン・カジンスキーと95年にオクラホマ連邦ビル爆発事件を起こしたティモシー・マクベイもいる。


性的動機の連続殺人犯が多い外国と違い、韓国は性的動機の殺人犯が少ない。 刑事政策研究院が韓国で服役中の513人の殺人犯を分析した結果、性的動機の殺人犯は36人(7%)にすぎなかった。

イ・スジョン教授(京畿大犯罪心理学科)は「同性愛などの性的虐待が家庭で多く発生する外国と違い、性に対して保守的な韓国では虐待事例が少ない」と述べた。 イ教授は「韓国の場合は育児と幼年期の放置が性犯罪の原因になっている」と分析した。

警察庁のクォン・イルヨン警部補は「外国は長い間の冷却期間をおいて連続殺人が発生するケースもあるが、韓国はまだこうした類型の犯罪はない」と話した。 80年代に発生した「京畿道華城(キョンギド・ファソン)連続殺人事件」の犯人が生存していれば長期潜伏型に該当する。



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