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国家人権委員会は19日、暴力と性的暴行、学習権侵害など運動選手の人権状況実態調査結果を発表した。
5月から6カ月間、全国の中・高校男女の運動部所属生徒1139人をアンケート調査した。30人は深層面接した。
調査の結果、半数(49%)は被害を受けていたことがわかった。16.5%は週1回以上被害に遭いながら運動を続けていた。このような暴力に対して56%は「運動部はやめたい」と感じていた。「練習にもっと力を入れなければならないと感じた」は20%にすぎなかった。
ムン・ギョンラン人権委常任委員は「競技力向上のために暴力が避けられないという考えが正当化されることはできないことを示す結果になった」と述べた。
性的暴行も深刻だった。25%はリーダー、先輩などから強制的にキスをされたり、身体を触られたり、服を脱げと指示されたりしていた。
女子生徒7人、男子生徒10人は異性や同性から強制的に性的関係を要求された。このうち5人と6人は実際に性的暴行を受けていた。
【社説】暴力に苦しむ中・高の運動選手
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