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鄭夢準議員が女性記者にセクハラ?

ソウル銅雀区(トンジャクグ)乙に出馬した与党ハンナラ党・鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が、遊説の現場で取材中だった女性記者の頬を触ったとされ、セクハラ行為をめぐる議論が広がっている。

同区・舍堂(サダン)3洞の街頭遊説で2日午後、民放・MBCテレビ(文化放送)報道局のキム某記者が、ニュータウン造成に関連し質問する際に、鄭議員がキム氏の頬を触ったとして、意図的行為だったか、ミスだったがをめぐる議論が沸騰しているのだ。野党は「明白なセクハラ行為」と定義付けた後、鄭議員に候補辞任を求めるなど争点化しており、鄭議員側は「誤解があった」として鎮火に尽力中だ。

統合民主党(民主党)選挙対策委員会・車英(チャ・ヨン)スポークスマンは同午前、永登浦区堂山洞(ヨンドゥンポグ・ダンサンドン)の党本部ビルでブリーフィングを行い「ハンナラ党の乱れる性道徳の断面」と非難したうえで「崔鉛熙(チェ・ヨニ)議員の女性記者へのセクハラ行為事件当時のように、長引かせることで局面転換を図ろうとせず、即時に鄭候補を除名すべき」と攻撃した。


民主労働党・李貞味(イ・ジョンミ)スポークスマンは「セクハラ政党のハンナラ党は、即時に鄭氏を除名し、国民に謝罪すべき」と求めた。自由先進党・鄭寅鳳(チョン・インボン)法律諮問団長はこの日、国会で記者会見し「(鄭候補の)辞任だけで解決できる性質の問題ではない」とし、事態の真相を把握するため、ハンナラ党を除いたすべての野党からなる共同調査団を設けるべき、と提案したりもした。

鄭候補側は、同午前にケーブルテレビ・CBSの番組「ノーカットニュース」が前日の遊説過程で発生した「セクハラ行為」と報じた直後、報道資料を出し当時の状況などを釈明した。報道資料は「左腕が記者の肩に触れる瞬間、記者の顔に手が触れてしまった」と経緯を説明した後「それによりキム氏の気持ちが傷付けられたとしたら、深い慰労と謝罪の言葉を申し上げたい」とし、遺憾の意を示した。



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