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「インターネットに嫌韓UCC(User Created Contentnt:使用者制作コンテンツ)が登場すれば、韓国の国益はもちろん、品位も損なわれる。 これまで頑張って築いてきた国家イメージと信頼度を落としてしまうからだ。 韓国と韓国民の品位を守るために活動を始めた」
民間団体「バンク」(VANK:Voluntary Agency Network of Korea)を率いるパク・キテ団長(35)の話だ。 主に海外メディア・出版社・機関を相手に韓国関連ミス情報の是正を要求してきた「バンク」は、最近、UCCサイト「コリアアップ」(http://ucc.prkorea.com)を開設した。
ネット上に広まる嫌韓・反韓UCCに対応するために、韓国の文化と歴史を積極的に広報するサイトだ。 韓国の良いところをUCCを通して積極的に知らせる一方、韓国人が改めるべき点も省みようという趣旨だ。 中国同胞が取り組んでいるキョムタマダ(謙遜かつ温かい心で迫るという意味)運動をUCCを利用してネット上で繰り広げる。
ネット上では数年前から嫌韓・反韓UCCが増えている。 UCCポータルの「ユーチューブ」には、2002韓日ワールドカップ(W杯)韓国-イタリア戦で韓国選手が反則する場面を集めた4分間の映像物が載せられ、照会件数が10万件を超えている。 この映像物には1229件のコメントが書き込まれている。 ほとんどが韓国と韓国人を非難する内容だ。 一つのUCCが韓国のイメージを台無しにしているのだ。
「韓国を悪意的に非難するUCCがネット上で無差別に流布されても、外国で作られた個人創作物だという理由で政府は何もできない。 すなわち、これに対応するところがないということだ。 今この瞬間にも嫌韓UCCは世界のブログやコミュニティーを通して広まっている。 黙って見ていられなかったので対応サイトを開設することになった」
パク団長は「韓国の文化・歴史を広報するUCCはもちろん、韓国人が自ら改めるべき点も伝える」と強調した。 「直すべき点は謙虚に受け入れなければならない。 悪質な‘嫌韓’と区分しなければならないからだ。 私たちが自省すべき部分も少なくない。 そこういうものを幅広く受け入れてこそ、尊敬される国になれると思う」
こうした理由で「コリアアップ」サイトを韓国に関心を持つすべての人に開放することにした。 今後、会員は韓国広報UCCを制作して載せる一方、嫌韓UCC制作者・使用者に歪曲事実を知らせ、これを正すよう誘導する活動を行うことになる。
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