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中国人、ピと『宮廷女官…』に熱狂「嫌韓、長引かない」

 「北京五輪で韓国の相手チームを応援した中国人がかなりいた。五輪放送を担当したアンカーの立場から見れば、韓国のサポーターが団結し、自国のチームを熱く応援する姿を見て、中国のサポーターが反射的に相手チームを応援したとみられる。韓国でこれを懸念する声があがっているのを良く知っている」――。

中国の上海文広新聞伝媒集団(SMG)の看板アナウンサー、潘小リ(パン・シャオリ、り=王へんに楽、27)のコメントだ。

潘アナウンサーはSMG傘下の英語チャンネル「ICS」で、ニュース番組の司会を務めている。中央日報と維民(ユミン)文化財団の共催で最近ソウルで開催された中央グローバル・フォーラムに出席した同氏に会った。


潘アナは「韓国人は海外に出ると民族主義の傾向を示すことがよくある」とし「これは国家にとっては大きな力になることもあるが、行き過ぎればほかの一部国家で反発を呼ぶことがあるだけに、適切な線で控える必要があると考える」と述べた。

同氏は「五輪期間中に中国の一部観衆が韓国チームに冷たい反応を見せたが、これはすぐに消える性質のものだ」とした上で「一部の過敏な反応が、隣国と友好的な関係を維持しようとする中国の外交政策に影響を及ぼすことはできない」と説明した。

続いて「最近北京五輪で中国人一部に反韓感情が浮上したが、韓国に好感を示す中国人も多い」とした後「そうでなければ、韓国のドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』と歌手ピ(Rain)にあれだけ熱狂することはできない」と話した。

潘アナは高校と大学時代に交換学生や奨学生として豪州、英国、カナダに留学、ネーティブ並みの英語力を育てた。小学校3年のとき両親とともに2年間日本で勉強し、日本語も流暢(りゅうちょう)だ。



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