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アティエ出版社のマリ・パスカル・ビドマン編集長は11日、パリ事務所で行ったインタビューで、「独島(ドクト、日本名・竹島)が国際的・歴史的に見て公式名称だと判断した」と明らかにした。
--次の改訂版から従来の「竹島」を「独島」に変える理由は。
「韓国政府から竹島という名称は不当だという資料を受けた。 国際機構に諮問し、資料も検討した結果、独島に変えるのが正しいという結論を出した。 独島は過去フランスとドイツがアルザス・ロレーヌをめぐって争った以上に敏感だということを理解している。 それだけに我々も慎重に検討した」
--「独島」は領海問題のために敏感だ。 「日本海」を「東海(トンへ)」に改正する考えはないのか。
「まだ国際水路局が東海に変更していないため考慮の対象ではないが、関心は持っている。独島が韓国の領土という点で領海名称もこれを基準にすべきではという考えはある」
--現在までなぜ「竹島」と表記してきたか。
「歴史教科書に日本編はあるが、韓国編はない。 それで日本政府の資料を主に参考している」
--韓国編を歴史教科書に含める計画は。
「教科書プログラムは教育部が提示したものに従う。 現在、世界史は大きくヨーロッパ・アメリカ・日本の3パートからなっていて、韓国史を含める方法はない」
--韓国は経済規模が世界13位だ。 韓国に関する記述を増やす必要があるのでは。
「韓国の経済力と文化の力はよく知っている。 経済・文化的な側面がより多く反映されればよいと思う」
--他の出版社側とこの問題について議論したことはあるのか。
「各出版社がそれぞれ内容を決めている。 しかし独島という名称を公式的に使用すべきだという点では異なる意見を持つ理由はなさそうだ」
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