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<歴史コラム>満洲は、独島は、私たちにとって何か(1)

映画『良い奴、悪い奴、変な奴』を見た。馬を走らせて銃を振り回すチョン・ウソンは格好よかったし、“キムチウエスタン”はそれなりに面白かった。

ここで映画批評をしようとするのではない。ただ、馬に乗って満洲原野を走る場面がとても壮観だったということを言いたかっただけだ。実はどんなキャンペーンより「満洲が我が領土なのではないか」という気がした。キム・ジウン監督に民族主義的意図があったようには見えなかったが、広い大地を走り回るシーンは満洲の魅力を今一度悟らせてくれた。

1788年(正祖12年)、甲山に鎮将として行ったノ・サンチュ(1746~1829)はこの地域の風習を見て驚く。ここが朝鮮の地ではあるが、礼節がまったくなっていない。先祖の祭祀を執り行うとき、高祖父の命日に父・祖父・曽祖父の祭祀をいっぺんに行う。これを見たノ・サンチュは「これが祭祀か?宗親会か」と驚いた。ノ・サンチュの家で、すべての先祖の祭祀を一人ひとり行うのとは非常に違っていた。





→ 満洲は、独島は、私たちにとって何か(2)

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