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21日(現地時間)米国ニューヨークマンハッタンにあるイ・ヨンヒ韓服博物館で会った紙文化財団ノ・ヨンヘ理事長は、由緒ある韓国の紙文化をこのように説明した。
ノ理事長がニューヨークへ来たのは米国国内に韓国式紙文化を普及させるという念願をかなえるためだ。3年前、文化界の元老の1人が「韓国の独特で美しい紙文化を全世界に是非伝えてほしい」とし、韓服デザイナーであるイ・ヨンヒさんを紹介して「2人とも韓国の伝統文化に根ざした人であるから、力を合わせて働くといい」と話したという。そこでノ理事長はイさんの運営する韓服博物館内にニューヨーク紙文化教育院を設立し、この日開院式を行った。開院式の後、一般人たちのための折り紙特講が開かれ、50人余りが参加、その場で紙のヘリコプターと伝統衣装の装飾小物の作り方を学んだ。
ノ理事長は伝統文化の中で折り紙の大切さを何度も言及した。また「折り紙は子供の頭脳啓発及びお年寄りたちの認知症予防にも大きく役に立つ」とも説明した。
韓国人たちの頭の中から紙文化に対する認識がほとんど消えた1989年には韓国折り紙協会を設立、20年近く運営してきた。ほかに韓国紙文化院、紙美術博物館も建設して韓国社会で折り紙という大事な遺産が消えないよう力を尽くしてきた。すると紙に対する韓国人たちの認識がよくなったので、世界へ目を向けるようになったという。「ニューヨークから出発、全世界に韓国式折り紙のすばらしさを知ってもらうのが夢」とし「近いうちにモスクワでも展示会を開く計画だ」と明らかにした。
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