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アンドレ・キム「空軍の象徴、赤いスカーフ」を新たにデザイン



ファッションデザイナーのアンドレ・キムが空軍のパイロットが首に巻く赤いスカーフをデザインした。

空軍は2日、「操縦士の日」の3日にソウル永登浦区新吉洞(ヨンドゥンポグ・シンギルドン)空軍会館でアンドレ・キムが赤いスカーフを空軍に献呈すると発表した。


献呈行事にはアンドレ・キムと金銀基(キム・ウンギ)空軍総長、空軍の主要指揮官ら、韓国戦争(1950-53年)当時に出撃したパイロットと現職のパイロットらが出席する。空軍はここで「操縦士の日(7月3日)」の宣布式も行う。

アンドレ・キムが同スカーフをデザインしたのは、昨年7月20日、第20戦闘飛行団に所属する戦闘機「KF-16」の墜落事件がきっかけになった。その日に殉職したパイロット2人のうちの1人、パク・インチョル大尉の父(パク・ミョンリョル、空軍士官学校第26期)も84年に戦闘機墜落事故で殉職していたことが公開された。親子いずれも空軍のパイロットとして任務を遂行する過程で殉職したのだ。

これによって空軍本部は、パイロットの士気を高めるというレベルから赤いスカーフの再制作方針を決め、アンドレ・キムにデザインを要請した。空軍側から提案を受けたアンドレ・キムも快く即諾し、デザイン費用は一切受けとらないと伝えた。スカーフは現職の空軍パイロット全員と韓国戦争当時に出撃したパイロットらに支給される。



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