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17日、訪韓したフランスのアンヌ・マリー・イドラック貿易担当閣外大臣(57)は「韓国市場に関心が高いヨーロッパの自動車会社が、FTAの締結に大きな期待を寄せている」と話した。
イドラック大臣はフランスの公企業の最高経営者(CEO)としてその高い能力を認められ、昨年、ニコラ・サルコジ大統領が抜てきした人物だ。イドラック大臣は慢性的な赤字を抱えていた、パリ交通公社とフランス国営鉄道公社を担当した。そして、利用者の立場からサービスを改善し、新商品を開発するなど、改革を成功に導いたと評価されている。イドラック大臣はエールフランス航空やBNPパリバなど約80社のフランス企業使節団を率いて、投資誘致のために韓国を訪問した。今回の訪問には、韓仏議員親善協会のパトリック・ボドゥアン会長も参加した。イドラック大臣は「韓国に進出したフランス企業は200社を超えるが、フランスに進出した韓国企業は50社にすぎない」と話し、積極的な投資を勧誘した。
イドラック大臣はこの日の記者会見で「サルコジ大統領の就任後、フランス政府は外国人投資の活性化のために、税制や労働市場の柔軟性において、果敢な改革を展開している」と紹介した。イドラック大臣はまた「フランスはヨーロッパの巨大な消費市場に組み込まれている。航空、鉄道、インターネットなどのインフラも整っており、ビジネスチャンスに恵まれている」とし「超過した勤務時間の自由化など、労働市場の改革法案がまもなく議会で可決され、今よりも投資環境がはるかに改善される」と付け加えた。
フランスは7月1日から6カ月間、EUの議長国を務める。
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